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社長コラム

「講師との約束」

2020年7月 1日掲載

 今から20年前、某プロパンガス会社の勉強会に初めて参加した時のこと。毎月開催される勉強会には、地元の熱心なプロパンガス会社10社ほどが集まり、商売を基礎から学ぶというものだった。勉強会に参加できる条件はたった1つ「商売に熱心であること」と定められていた。経営者はもちろん、将来有望な若手社員達が総勢50名程参加し、活気のある勉強会だった。リフォーム業を営んでいる私がプロパンガス会社の勉強会に参加したところで、為になるか半信半疑だった。勇気を持って勉強会の門を叩いたことが、その後の人生に大きな影響を与えるとは、この時は思っていなかった。勉強会が始まるとリフォーム業とは関連のない内容ばかりで、居眠りをしたくなるほど退屈だった。ノートに講師の似顔絵を描きながら時間を潰していると「マキノさん、商売には7つ道具が必要なんですよ。分かりますか?」と講師から質問をされた。突然質問をされ、あたふたしている私に「いいですか、商売の7つ道具とはですね、名刺、粗品、留守宅メモ、キャラクター名刺、提案書、情報誌、ポイント券。この7つが必要なんですよ。cl240.gif足りないものがあれば、あなたのお店らしい7つ道具を直ぐに揃えてください。」とアドバイスをくださった。「先生、メモを取るのでもう一度教えてください!!」7つ道具を忘れないように、必死にペンを走らせたことを覚えている。「先生、来月の勉強会までに7つ道具を全て揃えて来ます!!」と軽々しく答えた私に対し、先生はしばらく沈黙した後「マキノさんね、商売の7つ道具は作ることが最終目的ではなく、それを上手に使いこなしてお客様のお役に立つ事なんですよ。中途半端な気持ちで始めるようなら、やらない方がいいですよ。」穏やかな口調だったが、厳しい言葉は胸に突き刺さった。翌月の勉強会までにたくさんの宿題を与えて頂いた私は、それから毎晩、買ったばかりの i Macを使って7つ道具の制作に励んだ。毎月お客様にお送りさせて頂いているSUNらいふは、7つ道具のうちの1つなのです。あれから20年、先生と交わした約束は果たしている。飽き性な私が20年間続けてこれたのは、毎月たくさんのお客様から頂くお手紙が励みになったからです。ありがとうございました。次の目標はSUNらいふ創刊30年!!文才を磨けるように努力しながら、これからもマキノコラムを続けてまいります!!引き続き応援のほど、よろしくお願いします!!

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