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社長コラム

青葉城恋唄

2019年5月 1日掲載

  広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず
  早瀬躍る光に 揺れていた君の瞳
  時はめぐり また夏が来て
  あの日と同じ流れの岸
  瀬音ゆかしき杜のみやこ
  あの人はもういない

 これは1978年5月5日にさとう宗幸さんのメジャー・デビュー曲として発売された「青葉城恋唄」の歌詞です。当時、さとう宗幸さんが担当をしていたラジオ番組でリスナーから寄せられた歌詞に、さとう宗幸さんが曲を付けるコーナーがあり、そのコーナーに送られてきた歌詞にメロディーをつけたことが、この歌の誕生のきっかけになったそうです。仙台の街の美しい情景と切ない恋情が綴られたこの歌は、仙台市の後押しもあり全国的に大ヒットしました。
 今から41年前の日曜日の夕方のこと。この日、珍しく父の買い物に付き合うことになりました。父と二人で向かった先は、ユニーの三階にある井上楽器店。買い物の目的を聞かされず父について行きましたが、お店に着くと父はポケットから古くなったレコード針を取り出し、店員さんに同じものが在庫されているか確認をしてもらいました。こうした日常の何気ない場面でも、父がいかにまめで段取りが良かったかが分かります。レコード針を購入するまで然程時間を要することはありませんでしたが、待っている間、私はシングルレコードのコーナーでヒット曲のジャケットを眺めていました。お会計を済ませた父が「マサユキ、好きなレコードを一枚買ってあげるよ。」と突然のサプライズを用意してくれました。当時、レコード店では歌手を50音順に並べてレコードを陳列していました。西城秀樹、沢田研二、ゴダイゴ、ツイスト、ピンク・レディー、山口百恵...私は店内を右往左往しながら一枚を決めかねておりました。そして、なぜか私が選んだ一枚が「青葉城恋唄」だったのです。家路に着いたあと、父と青葉城恋唄をレコード針がすり減るほど聴いたため、41年が過ぎた今でも青葉城恋唄の歌詞を覚えております。

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