HOME »  社長コラム » 通知表

社長コラム

通知表

2017年4月 1日掲載

 歳を重ねても、幼少期の思い出は薄れないものだ。最近のことは直ぐに忘れてしまうのに、意外や意外、まるで昨日のことのように鮮明に覚えている。不思議である。今回は小学生の頃の思い出話をお届けしましょう。
cl201.gif
 勉強が大嫌いだった私にとって、何より恐れていたのが〝通知表〟だった。終業式が済むとホームルームが行われ、担任の先生が一人一人に通知表を手渡してくださるのだが、この儀式だけは毎回緊張した。担任の先生は通知表を渡す際、生徒一人一人に温かい言葉を掛けてくださった。「苦手な算数を良く頑張ったな!!」と誉められることもあれば、叱咤激励されることもあった。通知表を受け取ると自分の席に戻り、同級生には絶対に覗かれないようにわずか45度ほどの隙間から評価を確認するのだった。「はぁ...」予想はしていたものの、図工以外は毎回厳しい評価だった。明日から長期休暇だというのに、終業式の帰り道は毎回足取りが重かった。
 時が経ち、現在、私にとっての通知表はお客様からの評価である。年頭に掲げた目標は「お客様に喜んで頂くことを行う!!」と至ってシンプルである。
 そう言えば...当時30代前半だった担任の先生は、生徒から絶大な人気を誇っていた。今思えば、生徒を喜ばすこと、驚かすことが好きな先生だったように感じる。例えば、上田城跡公園の桜が見頃を迎えると、急遽授業を取り止めてお花見に連れて行ってくれたり、男子生徒全員を集めて木登り競争を行ったり、楽しい思い出がたくさん残っている。「お客様を喜ばそう!!」と言う思いは、担任の先生の教えに大きな影響を受けたのかも知れない。  

このページの先頭へ