HOME »  社長コラム » 粉ジュース

社長コラム

粉ジュース

2016年5月 1日掲載

 家では晩酌をすることはめったにありませんが、最近、お付き合いで飲みに出る機会が増えました。昨年ダイエットに励み、せっかく成果があらわれ始めたというのに、ビールと美味しい料理により少々リバウンド気味です。
 飲み会の席でのこと。「子供の頃、学校から帰ると冷蔵庫にどんな飲み物が入っていた?」と仲間から、質問が投げ掛けられました。「麦茶!!」と答える者もいれば、「牛乳!!」と答える者もいます。牧野家では毎年5月を過ぎると冷蔵庫に麦茶がストックされまるようになります。子供達が学校に行っている間に、母がやかんで沸かした麦茶を作ってくれたものです。キンキンに冷えた麦茶が飲みたくて、学校で水道水を飲むのを我慢し、一目散で帰路につき「ただいま~」の声と同時にランドセルをほおり投げ、ナショナル製の冷蔵庫の扉を開け、麦茶を取り出し、コップに注いでゴクッと一気に飲み干すのが日課でした。牧野家では、親戚が集まる日でもなければ、清涼飲料水がストックされることはありませんでしたが、ごくまれに母が「粉ジュース」を買って来てくれることがありました。粉末を水で割ると、メロンやオレンジ味の甘いジュースが簡単に作れるわけです。兄弟喧嘩が起きないように、粉ジュースは一日、一杯までという決まりがありましたが、私は母の目を盗み、小皿に粉末をてんこ盛りにして舐めたもの
cl190.gif
です。「あとちょっと、あとちょっと」が止まらなくなり、一袋空にしてしまったことがありました。母からキツ~く叱られ、しばらくの間、粉ジュースはお預けとなりました。
 先日、居酒屋でクリームソーダを男4人で飲みましたが、35年前に飲んだ粉ジュースの味に似ていて懐かしく感じました。緑色の液体を見ると、かき氷のシロップ、粉ジュース、クリームソーダ、そしてなぜかバスクリンを連想します。

このページの先頭へ