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社長コラム

憧れ

2015年11月 1日掲載

 「若者の車離れ」が深刻な問題のようです。私が20代の頃は、若者のステータスシンボルといったら、「車」で、自分の個性や存在を証明するための必須アイテムでした。二十歳そこそこの若者達がクラウンやシーマ、ソアラなど、当時ハイソカーと呼ばれた高級車を乗り回していたわけですから、大人達は生意気なガキどもだなと感じたことでしょう。年収をはるかに超える高級車をローンを組んで買うわけですから、両親はバカ息子が借金を返せるか心配だったと思います。
 当時、車いじりが趣味だった私は、川崎市にある自動車パーツ専門店で部品を購入していました。専門誌を見て電話で問い合わせたことがきっかけでしたが、お店のオーナー(Kさん)は長野の田舎者を相手に、親切丁寧にアドバイスをしてくれて、好感が持てました。Kさんは私より1つ年上で、車好きはもちろん、洋服や時計、身に付けているアクセサリーにも拘り、とってもお洒落な方でした。私はKさんに憧れるようになり、時々、川崎へ遊びに行くようになりました。ある日、待ち合わせの場所に、遠くから物凄いエンジン音を立てながら、真っ赤
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なスポーツカーが向かって来ました。なんとKさんが〝フェラーリ〟に乗って登場~!!一緒に行った友達はフェラーリの助手席に乗せてもらえたことがよっぽど嬉しかったようで、しばらく興奮が冷めやらぬ様子でした。
 あれから20年。先日、久し振りにラインで連絡を取ると「マキノさん、随分と頑張っているらしいね。20代の頃より素晴らしく成長したね。嬉しく感じるよ。」と返事を頂きました。いろいろ悩みを打ち明けると「長いトンネルも出口は必ずあるから。一足先に地球の裏側に行って、ビールを用意して待っているよ。」と励ましてもらいました。入力・不力。りきんだらダメ、たるんでもダメ、ちからをいれてりきまず。ありがたい言葉を頂きました。感謝。

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