HOME »  社長コラム » 「プロフェッショナル仕事の流儀」

社長コラム

「プロフェッショナル仕事の流儀」

2015年2月 1日掲載

 毎週月曜日の午後10時からNHKで放送されている「プロフェッショナル仕事の流儀」を欠かさず観ています。プロフェッショナル達に共通する仕事術や哲学を誰にでも分かり易く解説してくれるので、毎回楽しみにしている番組の1つです。
 今から30年前の話。当時、高校生だった私は、毎日学校に行くのがイヤでイヤで仕方ありませんでした。「行って来まーす!!」と元気良く家を出た後、学校へは向かわずアルバイト先へまっしぐら。ズル休みが親にバレて厳しく叱られたこともありましたっけね。でもそんなことでは決してめげず、退学にならないギリギリの出席日をキープしながらアルバイトに励みました。学校をさぼってアルバイトをしていたわけですから、決して誉められることではありませんが、今になって思えば高校三年間アルバイトで学んだ事は、私にとって大切な財産になったと言っても過言ではありません。お世話になったアルバイト先のお店は「模型屋さん」でした。当時、鈴鹿8時間耐久ロードレースが人気で、その影響かレーシングバイクのプラモデル
cl175.gif
が良く売れていました。ある日、いつも通りに出勤すると店長がジオラマの制作に取り掛かっていました。「何を作るんですか?」と店長に尋ねると、「ピットのジオラマを作ろうと思うんだけど手伝ってくれる?」と雑誌を渡されました。その日から毎晩遅くまでジオラマ制作に励み、約一週間程で完成しました。完成したジオラマはかなりの大作で、一階のショーウインドーに運ぶのに一苦労でした。ショーウインドーにジオラマを飾った途端、中高生が集まり、ジオラマを食い入るように眺めていたことを今でも覚えています。それからレーシングバイクのプラモデルは毎日飛ぶように売れ、品不足になるほど。その時、店長の目論みをやっと理解できた私は、商売の楽しさを実感させられるのでした。プラモデルを箱詰みにして陳列しているだけではなかなか売れませんが、ジオラマを作る事でお客様の購買欲が掻立てられ、たくさんの商品が売れたことを思い知らされた私は、商売にはアイディアや工夫が必要不可欠だと感じました。こんなこと決して学校では教えてくれませんものね。

このページの先頭へ