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社長コラム

不便が楽しかった時代

2014年1月 1日掲載

 お正月と言えば、凧揚げ、トランプやカルタ、お年玉と子供の頃の思い出がたくさんあり、コラムネタには事欠きません。数あるネタの中から今回は「年賀状」について書きたいと思います。
 子供の頃、元旦の朝は家でゆっくり過ごし、昼頃、家族そろって親戚のお宅へ新年のご挨拶に伺うというのが牧野家の決まりでした。大晦日にいくら夜更かしをしても、元旦の朝はいつも以上に早く目が覚めたものです。理由は友達から届く年賀状を心待ちにしていたからです。親戚のお宅には泊りで行くため、年賀状が届かないと気が気ではなく、ポストまで5分おきに確認に行ったほどでした。当時は家庭用プリンターのような便利な機械はありませんでしたから、子供たちは様々な工夫を凝らして年賀状を書いたものです。ジャガイモでハンコを作って押したり、ラメ入りの絵の具で干支を描いたりと、友達から送られてくる年賀状はどれも力作ばかりでした。35年経った今でも強烈に印象に残っている 年賀状があります。送られて来た年賀状は宛名が書かれているだけで真っ白。宛名の下に小さな文字で「年賀状を炙ってみてね」
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とだけ書かれていました。わくわくしながら年賀状を火で炙ると「今年もヨロシク」と文字が現れビックリ!!お正月休み明けクラスの男子の間では、果汁を使った炙り出し文字が一大ブームを巻き起こしました。
 35年前は現代のように便利な時代ではありませんでしたが、様々なアイディアや工夫を凝らし楽しんだ日々を懐かしく思います。

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