社長コラム
仕事の在り方
2011年12月 1日掲載

この仕事に就いてから早いもので25年が経ちました。正直、この仕事に魅力を感じて始めたというわけではありませんでした。「自営業なら多少の甘えや我儘は許してもらえるだろう。」と甘ったれた考えだったことは紛れもない事実です。入社してからの数年間は、父と一緒に現場に行きガス器具の取付けや配管工事の手伝いをするという毎日でした。お客様からは「親子で仕事ができるなんて幸せね~」と仰っていただき、笑顔でうなずくものの、本心は父と一緒に仕事をするのがイヤでイヤでたまりませんでした。責任感が人一倍強い父はビス1本打つのも自分で行わないと気が済まない性格でしたから、私に仕事を教えるということは一切ありませんでした。丸一日、道具や材料の運び役だった私は仕事にやりがいを感じるはずもなく、何度も仕事を辞めようと思ったことがありました。そんなある日、いつものように材料を運んでいると現場監督さんが「オヤジさん、少しは息子に仕事をやらせてみたらどうだい?」と父に話し掛けました。すると「息子が本気になったらオレはいつでも教えてやるよ。」と父がポツリと言いました。わずか数秒のやり取りでしたが、あまりに印象が強くて生涯忘れることはできないと思います。「父は全く仕事を教えてくれない!道具や材料を運ばされる毎日で仕事にやりがいなんて感じない!」と周囲に愚痴をこぼしていた自分の愚かさにこの時初めて気付かされました。
あれから25年が経ちましたが、父と言う厳しい師匠に育ててもらったおかげで仕事の在り方を学べたと思います。
来年マキノは創業40周年を迎えます。創業者である父の思いをしっかり受け継いで、これからも努力して参ります。今年一年、マキノをお引き立て賜り、ありがとうございました。感謝越年。








































