社長コラム
『夏休みの思い出』
2010年8月 1日掲載
待ちに待った夏休みが始まり、子供達はテンションが上がりっぱなしのようですね。
自営業という家庭環境で育った私は、夏休みに家族皆で旅行に出掛けたという記憶はありません。「明日から海に行くんだ〜」と嬉しそうなお友達を羨ましいとはあまり感じたことはなかった気がします。毎晩遅くまで働いている両親の姿を見て育ったので、子供ながらに夏休みにどこかに連れて行ってもらうなんてことは到底無理だと感じていたのでしょうね。

では長い夏休みをどのように楽しんだのかをお話しましょう。いつも一緒に遊んでいたのは幼馴染のしんちゃん。しんちゃんとはクラスが違ったものの、一緒に遊んだことを思い出します。ラジオ体操から一日が始まり、一緒に宿題をしたりプールに行ったり、まるで兄弟のようでした。夏休みの思い出の中で最も印象深いのが顕微鏡を使っての観察。花びらや花粉などいろいろな素材を集めては顕微鏡を覗いたものです。ある日、いつものようにしんちゃんと素材集めをしているとアリの大群を発見しました。アリには可哀想なことをしましたが二人でアリの巣を掘り返し、土の中からアリの卵を採取しました。急いで家に帰りアリの卵を顕微鏡で覗くと、しんちゃんはしばらく無言の後、生唾をゴクッと飲みました。しんちゃんがなかなか顕微鏡を渡してくれないので、しんちゃんから顕微鏡を強引に奪い取り慌ててファインダーを覗いた私。肉眼では見えないミクロの世界はあまりにも衝撃的で、それ以来顕微鏡を使っての昆虫観察は二度と行われなくなりました。




































