社長コラム
『ヘビ〜』
2010年4月 1日掲載

中学生の頃、仲の良かった吉永君と中村君と私の三人で、塩田のため池にフナ釣りに出掛けたものです。家から塩田までは自転車で行かれるほど近い距離ではなかったので、毎回、別所線を利用して行ったものです。電車を利用すれば塩田までは20分ほどで到着。電車を降り、ため池までは徒歩で向かうわけですが、道中に予期せぬ出来事が度々起こり、ヒヤヒヤしたことを思い出します。
一度はため池に向かう途中に起きた出来事。ため池まで近道を使って行こうということになり、田んぼのあぜ道を三人で進みました。のどが乾いたのでリックサックから水筒を取り出し、立ち止まって麦茶を飲んでいると、何やら聞き慣れない音が私の足下から聞こえてきました。辺りを見渡すと、前方2メートルほどの距離にヘビがとぐろを巻いて私を睨んでるではありませんか。思わず友達に「へ・ヘビ~」と大声をあげて知らせたものの、私はあまりの恐怖に身動きが取れませんでした。ヘビは褐色で銭型の模様入り、頭は三角形だったので、間違いなくマムシだったと思います。
ヘビ~という声に反応し、まるで獲物を見つけたかの様に吉永君が駆け寄って来ました。実は吉永君はかなりのやんちゃ坊主でして。通学途中にヘビを捕獲し、振り回しながら登校したこともしばしば。予想通り持っていた釣り竿でマムシを攻撃し始めました。よせばいいのに・・・その瞬間、怒ったヘビがなぜか私に飛び掛かってきました。ヘビの攻撃をほんの数センチ手前でヒラリとかわせたのは、運動神経抜群な私だったからできたのでしょう。(笑) まさに「蝶のように舞い、ハチのように刺す」という言葉がピッタリでしたね。
それにしても・・・・あと数センチで噛み付かれるところだった私は、この日もう一度ヘビに遭遇するのでした。つづく。




































